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2021-04-20 

【コラム】猫の飼育頭数

こんにちは、ZCCの花島です。
一時期コロナウィルスの感染者数の減少がみられましたが4月を迎え再び増加の傾向が見られ第4波の状況と言われるようになりました。引き続き行動を慎重に対応していきたいと思います。

今回は2020年の猫の飼育状況について取り上げてみたいと思います。
猫の飼育頭数は9644万頭、犬の飼育頭数の8489万頭と、近年猫の飼育頭数が犬の飼育頭数を上回る状況が続いています。新規の飼育頭数も46万頭と昨年を大きく上回っています。コロナ下でのペットを飼育してみようという影響が現れているようです。
このような影響で、純血種の飼育頭数が前年度より伸びているのが伺えます。しかしながら、まだまだ純血種の割合は犬の8割に対して2割と低く、日本猫(雑種)の飼育頭数が圧倒的に多いのが伺えます。
飼育頭数の多い純血種は、アメリカンショートヘアー、スコテッシュフォールド、ペルシャ、ロシアンブルー、メイクーンなどです。
私どものトリミングサロンでは年間3000頭近くの猫のグルーミングを受けておりますが、前述した品種はもちろんですが、マンチカンロングヘアー、ミヌエット、サイベリアン、エキゾチックロングヘアーの来店数が多くなり、少しずつ人気な品種が変わってきている様に思えます。
猫の飼育頭数を検証する上で、やはり犬と比べ純血種の割合が低いという事が、今後の純血種の普及の大きな要因となると思います。

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