2022-01-12
【コラム№12】2022年の動物業界について
こんにちは、ZCCの花島です。2022年、明けましておめでとうございます。
皆様におかれましては、新春を晴れ晴れしい気持ちでお迎えの事と思います。本年もコラムを通し皆様に少しでもお役に立てる情報を提供していきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。
さて、2022年動物業界で1つ大きな変化があります。
既にご存知の方も多く対応に準備をされている方も多いと思います。令和元年6月に交付された「動物の愛護及び管理に関する法律の一部を改正する法律」が令和2年6月から3段階で施行され、令和3年6月の「第1種動物取扱業者の登録拒否事由の追加」「犬猫の販売時の対面による情報提供の充実」「動物取扱責任者の要件の充実」などに続き、本年6月1日より「マイクロチップの装着等」が義務化されます。
内容については以下の通りとなります。
・犬猫等販売業者が犬又は猫を販売する場合に、その犬又は猫にマイクロチップを装着すること。
・犬又は猫にマイクロチップを挿入した者が、その情報の登録を受けること。
・登録を受けた者が、その登録した情報に変更が生じたときに、変更登録を受けること。
・登録を受けた犬又は猫を取得した者が、変更登録を受けること。
・登録を受けた犬又は猫の飼い主が、その犬又は猫が死亡等した際にその旨を届け出ること。
となります。
そしてもう1つ令和5年5月31日までに満たさなくてはならない事があります。それは「動物取扱責任者の要件の充実」の部分です。長く動物取扱業者に関わっている方の中にはまだこの要件を満たしていない方も多いかと思います。早い時期の対応を心がけてください。
当クラブの「キャットマイスター試験」が昨年和歌山県で動物取扱責任者資格の要件として認可されました。今月、和歌山県で動物取扱業者を対象とした試験が実施されます。当クラブでは、今後各県で認可されるよう努力してこの案件に対して対応できるよう進めていき一助になればと考えております。
昨年、収まったかのように見えたコロナウィルス感染症がオミクロン株の出現によりまた感染者が増加してきました。今年もまたコロナ対応を迫られる1年となるかもしれませんが皆様にとって良い1年になることを願っております。