2022-03-08
【コラム№14】学生、一般頑張った!キャットマイスター試験!
こんにちは、ZCCの花島です。三月です。今月はひな祭り、啓蟄、春分の日、お彼岸と命や植物、生物、自然を愛おしみ寒い冬から暖かい季節への変化を感じる月ですね。今年は少し残念な事に、新型コロナ感染症のオミクロン株の減少が遅れていることが気になります。
この時期になると少しずつ猫たちの行動も活発になり、新しい命もたくさん生まれてくることでしょう。1つ1つの大切な命が大事に育てられ新しい飼い主様の元で愛されることを願うばかりです。
さて、全国キャットクラブのキャットマイスター試験が多くの専門学校で初級のベーシック試験、上級のアドバンス試験が実施されています。私もいくつかの学校の直前講習や試験監督に立ち合い、学生達の猫への関心の高さを実感しております。もともとほとんどの動物専門学校は犬の科目や実習がほとんどで猫を知らずに卒業をします。そんな卒業生が猫の販売を任されたりしますから猫を求める方に適正な情報を提供するには少しばかり知識の不足が否めません。ですが試験に合格してすぐに現場に立てるようになる訳ですからお店にもスタッフにも購入者様にとっても、そして何よりも猫ちゃんにとって一番素晴らしいことだと思います。キャットマイスター試験の発表も卒業までには有るでしょうから受験者全員が合格することを願うばかりです。
そして今年は全国で初めて3月2日に和歌山県で一般向けの動物取扱業の要件試験が実施されました。動物愛護法の改正で、従来の経験で許可を受けていた方はいくつかの資格要件試験の中から1つ合格していなければ営業を継続する事が出来なくなるのです。ほとんどの要件試験は犬や小動物に関係するものが多く猫に特化した試験がありませんでした。今回和歌山県で全国で初めてキャットマイスター試験が実施されたという訳です。私も全員合格の為の直前講習をさせて頂きました。皆さん教本をよく勉強されたようで、2時間の講習も熱心に聞かれ試験に臨まれました。全員合格を願うばかりです。和歌山県の南紀白浜、田辺と初めて訪れましたがこの時期でもとても暖かく、お魚も美味しく、都会のような賑わいは少ないかもしれませんが、同行された先生も寒くなく良い町ですねと、老後はこういう土地で犬と猫と暮らしたいと言っていました。
今後一般向けの資格要件試験として各都道府県から許可が頂けるよう努力し、多くの猫や犬に携わる方のお役に立てるよう頑張っていきます。過ごしやすくなってきますので春の暖かい空気や元気な生き物や自然の美しさやたくましさを感じ、穏やかな日々をお過ごしください。