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2023-10-23 

【コラム№33】第1回 ZCCキャットショー京都展

 こんにちは、ZCCの花島です。
10月に入り9月の異常な暑さはなくなりましたが、なんとなく初秋を通り越し一気に冬に近づいた感がするこの頃です。皆様いかがお過ごしでしょうか。
 
 今月のコラムは少し遅い掲載になりました。理由は今月15日に京都市で全国キャットクラブの第一回目のキャットショーを開催いたしましたので、当クラブのキャットショーの概要と当日の様子をお知らせしたいと思います。今回のキャットショーは10月14日、15日に京都市の「京都市勧業館みやこメッセ」で「猫好き全員集合!Lovely にゃんフェスタ」のイベントの中での開催となりました。「Lovely にゃんフェスタ」は40社以上のメーカーブースや「ためになる専門家の講演会」「猫ちゃんふれあいコーナー」「猫の写真展」など猫好きにはたまらないイベントで多くのお客様で賑わっていました。
 
 今回の「ZCC京都本部展」は外部の優秀な審査員をお呼びして2リンク制で開催しました。今回の2リンク制はそれぞれの審査員がベビー、キツン、プレミア、ハウスホールド、チャンピオンシップを審査し、各クラスの上位優秀猫を選出していきます。そして今回は業界でも初の試みとなるスペシャルプライズとしてチャンピオンクラスのA・Bリンクの1席猫ちゃんを競い最優秀猫ちゃんを決め、賞金を進呈するという企画を行いました。ショーはベビークラス(生後2ヶ月以上~4ヶ月未満の認定猫種)3頭、キツンクラス(生後4ヶ月以上~8ヶ月未満の認定猫種)24頭、チャンピオンシップ(生後8ヶ月以上の認定猫種)74頭、プレミアムクラス(去勢・避妊済みの認定猫種)2頭、ハウスホールド(認定猫種以外、日本猫、ミックスなど)0頭と合計103頭と多くの出陳がありました。品種別では短毛種はアメリカンショートへア、ブリテッシュショートヘア、ベンガル、アメリカンカール、マンチカンの出陳が多く、珍しいボンベイやスフィンクスの出陳も有りました。長毛種はラグドール、ノルウェージャンフォレストキャット、サイベリアン、ラガマフィンの出陳が多くみられ、ペルシャの出陳は少なく人気猫の変遷を感じてしまいます。今回の審査においては、スコティッシュフォールドはホールドイヤーとスタンドイヤーを分け、ブリテッシュショートヘアについては、最近増えているロングヘアを考慮し、長毛・短毛を分けて審査することにしました。このような配慮はこれ以外にも今後考慮すべき課題として出てくると思います。
 
 さて審査の結果ですが、ベビークラスの1席はA・Bリンク共にスコティッシュフォールドのBlue-Tabby & Whiteの子猫ちゃんでした。ベビーながら耳の折れ方、頭部の構成がとても良い子でした。今後ますます期待できますね。キツンクラスの1席は、AリンクはベンガルのBrown-Spotted-Tabby、BリンクはノルウェージャンフォレストキャットのBrown-Tabby & Whiteの子でした。Aリンクのベンガルの子は、若いのにスポットの状態がとても明瞭で綺麗でした。Bリンクのノルウェージャンフォレストキャットの子は、小顔で愛らしい頭部とバランスの良い皮毛の持ち主でした。チャンピオンシップの1席はなんとA・Bリンク同じブリテッシュショートヘアの短毛Blueの子でした。2席は、AリンクはエキゾチックのCream-Tabby & White、BリンクはノルウェージャンフォレストキャットのBrown-Tabby & Whiteの子でした。A・B共に1席となったブリテッシュショートヘアはなんと言っても稀に見る素晴らしい頭部の構成と体格を有していました。審査委員長の私も多分上位に入賞するだろう見ていた猫ちゃんでした。今回のスペシャルプライズの賞金は1席が同じ子でしたので、A・Bリンクの2席からAリンク2席のエキゾチックの子にも進呈いたしました。プレミアムは、1席はAリンクはスコティッシュフォールドのストレートイヤーのCameo-Tabby、BリンクはサイベリアンのCream & Whiteの子でした。それぞれのクラスで入賞された方、おめでとうございました。今後のますますのご活躍を期待いたします。

 今回ZCC初めてのキャットショーでしたが、多くの方のご協力を頂き無事終えることができした。この場をお借りして御礼申し上げます。次回のキャットショーをぜひ楽しみにお待ちください。
 

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