2024-05-15
【コラム№39】現代ペット用品事情
こんにちは、ZCCの花島です。
長いゴールデンウィーク皆様どの様に過ごされましたでしょうか?実は私、4月末の雨の日に転んで腰を圧迫骨折してしまいGW中は痛みがひどく安静な日々を送っていました。もちろん今でも鎮痛剤とコルセットで不便を感じている毎日です。GWといえば長い旅行をされる方が多いですが、猫がいるとなかなか長期の旅行ができないのが寂しいと感じている会員様も多いのではないでしょうか?私も長くペット業界に携わっておりペットホテルも受けていますのでお正月、GW、お盆の夏休み、年末と、なかなかゆっくり休むことができません。今年のGWはコロナの影響も薄れ、全国各地の有名観光地は多くの方々が訪れ、例年にない賑わいを呈していたようです。春頃からの円安により、海外旅行の方々は航空運賃や現地での食事価格の高騰で苦労をされたようです。ニュースでは、ハンバーガーセットが一人前4,000円とか驚きの価格を伝えていました。またSNSの普及で今まではほとんど人が来なかったパワースポットや写真映えのする場所にも人が大勢押し寄せ、地元は嬉しい部分と訪れる方とのトラブルの対応に苦労されたようです。
さて今月は猫を飼うと必ず必要なもの、一生必要な用品の現代事情を考察してみたいと思います。猫を飼うと必要なものそれはまず生きるための食糧ですね。こちらはすでにご存知のように年齢別、健康状態、疾患に対応したフード等、猫が長生きできる良いキャットフードが沢山販売されています。もちろん価格もそれなりに高価格商品も多くなっています。猫缶では1缶70円くらいから700円もする猫缶があるようです。ドライフードで言えば1kgあたり700円位から10,000円もするドライフードが販売されています。大きな違いは、猫は肉食動物ですので昔はドライフードにとうもろこしなどの穀物やミールが多く含有されたフードが多かったのですが、高価なフードは穀物は入らず、魚やチキンや羊などの高品質の肉類から作られているようです。
そして猫に毎日必要なもう一つの用品、それはトイレと猫砂ですね。食事をすれば全ての生き物は排泄をします。猫を長く飼っていて猫が排泄をしなければどんなに楽なんだろうと馬鹿げた事を想像した事はありませんか?猫の嫌いな方の中には猫のおしっこやうんちが臭いから飼いたくないという方も多いと聞きます。しかし今は、快適なトイレや猫砂がたくさん販売されているのです。昔は単純に猫の排泄はした後に匂いを隠すという習性を利用し、単に砂とトイレ容器を用意すれば猫は決まった場所で排泄をしてくれました。しかし臭いは簡単には取り除けず、またおしっこの処理が面倒だったりしました。今は単純な砂(小さな鉱物)から臭いを吸収するベントナイト(粘土鉱物)から始まり、パルプ(紙)、木材チップ(ヒノキなど)、おから、シリカゲルとたくさんの消臭能力、しっかり固まるなど排泄物の処理が楽になった猫砂が多く手に入るようになりました。値段も5リットル500円位の鉱物系から4,000円もする抗菌木材チップと様々です。猫砂はたくさん飼っている方にとっては、結構な購入量になると思います。そしてトイレ容器の高機能化と高価格商品もたくさん出てきています。昔は水切りカゴのすのこ部分を取り除き、猫砂を入れて十分でしたが、高機能猫砂が出てくるとそれに対応した高機能(脱臭、自動排泄物処理機能、監視カメラなど)な猫トイレが販売されていてそのお値段も5万円近いものも販売され、1万円越えの製品はたくさん販売されています。管理をするご自身と猫ちゃんに合った、猫砂や猫トイレを選択されるのが良いかと思います。猫がパートナーとして、人の生活を豊かにしてくれる時代になり猫にとっても人にとっても快適な商品や製品が手に入る時代になりました。そんな中から素敵な共生ができる商材を選んでいきたいですね。