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2025-10-15 

【コラム№56】キャットショーを楽しもう

こんにちは、ZCCの花島です。10月に入り朝夕がすっかり涼しくなり過ごしやすくなりました。また日照時間も夏は午後7時ではまだ明るかったですが10月に入ると午後6時前ですっかり暗くなりました。と言っても日中はまだまだこの時期で半袖姿の方が多く見受けられますから例年にない猛暑をまだまだ引きずっているのでしょうね。会員の皆様にとっても過ごしやすい季節となり猫のお世話もずいぶん楽になる事と思います。

 秋といえば芸術の秋、各地で展覧会や音楽会が開かれます。もちろん動物の業界でもキャットショーやドッグショーが各地で開催されます。当クラブも11月1日(土)大阪南港ATCホールで開催される「Lovelyにゃんフェスタin大阪」でのイベント内でキャットショーを開催いたします。例年は京都での開催でしたが今年は大阪での開催となりました。
 
 今回はこの時期開催される各クラブのキャットショーとキャットショーの審査の流れについてご紹介したいと思います。日本のキャットクラブは海外のキャットクラブの日本支部のクラブと日本発祥のクラブがあります。海外のクラブはCFA(The cat fancier's association)、TICA(The international cat association)FIFe(Federation international feline)、GCCF(Governing council the cat fancy)の4団体があり、それぞれ傘下の国内のクラブがいくつかあります。CFAにおいては10/18、10/25~26、11/1~2、11/16 etc でキャットショーが開催されます。TICAは10/18、10/25~26、11/1~2、11/16 etc でキャットショーが開催されます。FIFeとGCCFは未定です。国内の代表的クラブのJCC(Japan Cat Club)は11/23。ICC(International cat club)は11/9。TCC(Tokyo Cat Clube)は10/18、10/25~26、11/1~2、11/16 etc 。ACC(アジア キャットクラブ)未定。となってます。
お時間があれば他団体のキャットショーを見る事で猫のスタンダード等学ぶことができると思います。
 
 次にキャットショーの流れについてご紹介いたします。会場に出かけると前面の各リンクで審査員が猫を審査しているのが見れますが、どのような審査をしているのかは事前に流れや審査方法、審査後のリボンなどある程度の知識がないと理解できないと思います。キャットクラブにより多少システムは異なりますが流れはほぼ一緒です。ここでは当クラブの審査方法をご紹介いたします。まず、クラス分けがあります。ベビークラス(幼猫)、キツンクラス(子猫)、チャンピオンシップ(成猫)、ハウスホールドペット(家猫)プレミアシップ(去勢、避妊した純血腫)があり、それぞれのクラスで1次審査(全ての猫を品種毛色性別事で順位を決める)、2次審査(1次審査の中から10匹を選び1席~10席までを決める)となります。1次審査ではそれぞれの品種に1席に青色リボン、2席に赤色リボン、3席に黄色リボン、4席に緑色リボン、5席に桃色リボンが与えられます。またそれぞれの品種で一番良い猫にベストブリードとして茶色リボン、毛色の一番良かった子にベストカラーとして橙色リボンが与えられます。ですから審査を終えたリボンの色でどのような成績だったのかが判ります。2次審査はほとんどが品種毎の評価となりトロフィーやロゼットが与えられます。ショーの見応えはなんと言っても成長したチャンピオンシップの2次審査です。当日参加した多数の成猫からそれぞれのリンクで最高の猫が選ばれるわけです。ファイナル審査が行われている時、ご自身で本日のベストキャットを予想するのも楽しみですね。そしてZCCではそれぞれのリンクで残った1席の猫の中から、さらに本日の最高猫を選出して賞金等を差し上げています。今回のZCCのキャットショーは大阪となりますが、Lovelyにゃんフェスタでの開催で猫関連のイベントや出店が目白押しですのでぜひお越しください。そして特別企画として翌日にキャットショーが行われた会場で私とキャットプロトリマーさんによる猫のカットショーも開催いたします。スタッフ一同お待ちしております。

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