2025-11-19 
【コラム№57】Lovelyにゃんフェスタ2025大阪を振り返り
こんにちは、ZCCの花島です。11月に入りすっかり過ごしやすくなりました。今年も残すところ2ヶ月を切り、巷ではお正月飾りが売られる様になりました。考えてみると暑い夏が長引き、1年で一番過ごしやすい秋がとても短かった様な気がします。毎年紅葉を見に行く時間を作るのですが、期間が短いので今年はなかなかタイミングが合わず、また紅葉の名所と言われる場所はもう葉が落ちている様です。幸い私の住んでいる千葉県は関東で一番遅くまで紅葉を鑑賞できますので、12月初旬にも時間を見つけて出かけてみようと思います。最近ご存知の様に、熊が市街地に出没して人が襲われる事態が多発しています。各地で紅葉を見に行くことを控えたり、イベントの中止や、キャンプ場が閉鎖されたりと環境の変化の一つの表れなのでしょうか？人に危害を与える熊は処分される様ですが、一つの命と考えると様々な対策でうまく共生できる社会を構築していくことも大切ではないかとも思います。
今回のコラムは11月1日、2日に大阪で開催された「Lovelyにゃんフェスタ2025」での初日の当クラブのキャットショーと二日目に行った「猫のお手入れ講座」についてご報告いたします。昨年まで京都で開催していた「Lovelyにゃんフェスタ」ですが、今年は大阪での開催となりました。当日は猫好きの方々が開場前からたくさん並んでいました。会場ではラブリーさんのコーナー、講演会、トークショー、ワークショップ、猫ちゃん雑貨、スタンプラリー、ねこにすと、猫ちゃん写真スタジオ、キッチンカーなどと丸一日楽しめるイベントです。来場者はまずはスタンプラリーのコーナーへと長蛇の列ができていました。中には二日間通しのチケットを購入されている方もいました。たくさんの入場者数のおかげで当クラブのキャットショーも例年になく多くの方々が途切れることなく見入っていました。各リンクの上位成績は次の通りです。
ベビークラス（三浦貴審査委員）１席ソマリ、２席ラパーマ、３席ブリティッシュショートヘア。
キツンクラス（三浦貴審査委員）１席ブリテッシュショートヘア、２席ノルウェージャンフォレストキャット、３席スコティッシュフォールド。
チャンピオンシップAリンク（多比良郁江審査委員）１席ターキッシュアンゴラ、２席セルカークレックス、３席ペルシャ。
チャンピオンシップBリンク（宗藤郁子審査委員）１席ラガマフィン、２席ターキッシュアンゴラ、３席アメリカンカール。
プレミアムクラス（三浦貴審査委員）１席ラグドール、２席ベンガル、３席ブリティッシュショートヘア。
ハウスホールド（三浦貴審査委員）１席ペルシャ。
今回の最優秀猫ちゃんはAリンク１席のターキッシュアンゴラとBリンク１席のラガマフィンの決戦となりました。ターキッシュアンゴラは数が少ない品種ながら、体型や被毛の状態もよく優雅で気品のある雰囲気を醸し出していました。またラガマフィンは大型猫らしく凛々しい体型と豊かな被毛、そして優しい顔をした素晴らしい猫ちゃんでした、今回、私はラガマフィンを最優秀猫に決めさせて頂きました。多くの御出陳ありがとうございました。
二日目の「猫のお手入れ講座」は私と当社のスタッフとアジア動物専門学校の先生とで午前と午後、それぞれ1時間半ずつおこないました。午前は猫のカットのデモンストレーションを半分カットとバリカンカットの二例を作業手順や気をつける点、カットする事のメリットなど解説しながらおこないました。なかなか猫のカットの様子を見る機会はないのでみなさんとても興味深く見ていました。午後は一般的なお手入れ方法のポイントについて取り上げ、お手入れ道具の解説、使用方法、爪切りやブラッシングの方法、長毛猫の日常のお手入れ方法など説明しました。最後に質問を受けたところ多くの方々からご質問を頂き、猫のお手入れで苦労されている方が多い事を感じました。あっという間の２日間でしたが楽しいイベントでした。これから12月に向け寒さも厳しくなってきます。猫ちゃん共々体調管理にはお気をつけてお過ごしください。